2013年10月16日水曜日

タシケントのクルバン・ハイート(犠牲祭)

昨日10月15日は「クルバン・ハイート」で、ウズベキスタンでは国民の祝日だった。
この祝日は日本では「犠牲祭」と訳されることが多いが、このように呼ばれるのにはこんな所以があるのだという。

預言者アブラハムがアッラーに「私を愛している証拠にそなたの息子を殺して私に捧げなさい」と言った。アッラーは本当に息子を殺そうとしたが、結局アブラハムはそれを止め、「お前の気持ちは分かった、息子の代わりに羊を屠って捧げなさい」と告げたという。
それ以降、ムスリムの間ではこの日が羊を犠牲として捧げる祭日となったとか。



早朝7時、多くの男性がモスクに吸い寄せられるように祈りに訪れる。


(一応)ムスリムが国民の80%以上を占めるウズベキスタン。
普段は割と閑散としているタシケントのモスクも、今日は警官がたくさん警備に当たるほど厳戒態勢。多くの男性たちが、早朝から祈りに訪れていた。
なんちゃってムスリムが多いウズベキスタンでは、1日5回お祈りをする人は多くない。この犠牲祭でのモスク参拝も、もしかすると日本の初詣のような感覚なのかもしれない。


1日5回のお祈りの時間。
きちんとお祈りをしている人は見たことがないが...


他のイスラーム諸国では早朝の祈りの後、モスクで羊が屠られるのが常だが...
タシケントでは祈りが終わると同時に、人々は家へと散っていった。
どうやらそれぞれの家庭にイマームが訪ね、自分たちで羊を絞めるようだ。
屠った羊は間も無くプロフ(中央アジアの焼き飯)などの料理に変身。女性たちは朝からご馳走をこしらえ、男性親族や友人をお互いに呼び合ってお祝いするのだとか。


午後になると、街中には解体された後の羊の毛皮などで溢れているらしい。
一頭あたりの毛皮は15000スム(500円程度)だとか。。


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