2014年1月15日水曜日

やっぱりヘンだよウズベキスタン (ウズ生活あるある編)

前回の「ここがヘンだよウズベキスタン (ウズで見つけた不思議な出来事まとめ) 」(2013年12月12日)の記事が思いのほか反響があったので、調子にのって続きを書くことに。

既に分かっていただけるだろう。
それこそ渡ウズから2ヶ月の間は驚きの連続であった。ところが現在では驚き慣れてしまい、何に対しても驚かなくなったのである。
驚くという感情に置き換わり、呆れることになったのだが、次第にその感情さえなくなったのだ。
「ウズベクあるあるが次第に自分の中になくなってくる」こそが、まさにウズ生活あるあるとも言えそうである。
特筆すべきいくつかの気付きを以下に述べるが、いずれもウズに生活していなければ「あるある!」と共感できないものだろう...


天然記念物な日本人
2014年現在、ウズ全土の在留邦人は120名程度だという。
殆どは大使館かJICAの関係者で、普段からブラブラと街を放浪するのは私のような留学生くらいだろう。(ちなみに日本人留学生は常に5名に満たない。そして留学生の名誉のために述べるが、多くの学生たちは勤勉であり、私のようにフラフラしているのは実に少数派である)
つまり、ウズの人々に容易に目に付く日本人はとにかく少ない。
タクシーやバザールで私が日本人だと知るなり、「生きて動いている日本人を初めて見た!」と大興奮する人が少なくない。地方に行くほど顕著だ。
日本人の存在は神話だと思っている人もいるかもしれない。


街中プロパガンダ、に慣れる
「繁栄した我らが独立ウズベキスタン!」「独立は我らが誇り」....
こんなソ連的なプロパガンダが常に街中に溢れるのがウズベキスタン。
スローガンと共に描かれるのは、ウズの象徴的な建物(独立広場など)を背景にした、笑顔の子供たち(明後日の方向を見つめている)、笑顔の労働者(やはり明後日)、キリリとした学生たち(以下略)..
大きな通りだと50-100mおきには大小様々なものが設置されている。
観光客や、ウズに来たばかりの人は息苦しさを覚えることもあるらしい。
ところが、暮らしてみるとあまりに日常的なことなので、目にも入らなくなる。
自宅周辺を数えてみるとかなりの数があって驚いた先日。灯台下暗しとはこのことか。

Mustaqillik g'ururimiz va iftixorimiz!
独立は我らが誇りである!


お釣りがテキトー
慢性インフレ気味のウズでは、一枚の紙幣が持つ価値が著しく小さい。
その割に日用品の価格はそこまで安いわけではないので、一度の買い物で50,000スム(1500円程度)、つまり50枚のお札を飛ばすのは日常茶飯事
なので、例えば100スムのお釣りなどは店側もバカバカしいと思うらしく。
大体あめ玉か、おしぼりか、マッチ1箱か、ティーバック1つを代わりに寄越してくる。
正直、100スムでは何も買えないのでこっちのほうがありがたい。
こう思ってしまう時点でウズベク化しているのかもしれない。


体臭が変わる
ウズの食事は全般的に羊肉と油が大量に使われている。
日本人好みの味が少なくないので、つい食べ過ぎてしまい... 長らくこの地で暮らしていると体臭が変わる。
実際私自身も体臭がキツくなった。
そして、とある在留邦人の体臭が羊肉の香りになってしまった事件もあった。
ウズ長期滞在から帰国した人が空港からの帰路で、そっと車の窓を開けられたというエピソードもよく聞く。
万人の体臭を変化させるのがウズの食事なのである。

とくに国民食プロフは、油と羊肉のオンパレード


いたるところにいる警官
街のどこを歩こうが、必ず目に入るのは緑の制服を着た警官たち。
1日20人は言いすぎかもしれないが、それくらいの人数を見ても不思議ではない。
通りや地下鉄周辺、店の周辺や図書館入口などなど、至るところに彼らはいる。
主に外国人旅行者はカツアゲ被害に遭うと悪名高い彼ら。
だが、意外にも気さくな人が多いと気付くのは、ウズに暮らして少し経った、言葉に不自由しなくなってくる頃だろう。
ちなみに、彼らのおかげでタシケントはCIS諸国の中でも治安は決して悪くない


ロシア製は高品質、トルコ製は最高品質
あらゆる技術が追いついていないウズでは、日用品の多くは輸入品だ。
安価なウズ製も最近増えてきたが、中国製を上回る品質の悪さを誇る素晴らしい代物が多い。
輸入品の多くはロシア製やトルコ製で、日本の生活に慣れ親しんだ人にとってはどれも質は高くないと感じるものだろう。
ところが、この国で暮らしているとあら不思議。
ロシア製やトルコ製の物を買うと、なんだかとてもいいものを買ったと思えてくるのだ。
日本に帰ったら、100均でさえ宝庫のように思えるに違いない。。


Do'stim! で何とかなっちゃうコネ社会
ウズ社会は強烈なコネ社会である。
これを語る上で欠かせないのはdo'stim(我が友よ)という一言であろう。
入学や入社はもちろん、この一言といくらかの札束で為されることも少なくないとか。
また、日常生活でもこの一言はよく聞こえてくるし、実際とても便利だ。
ある知人が車を飛ばしていた時のことだ。速度違反か何かで警察官に止められたのだが、彼はたった今知り合ったばかりの警官に
「おお我が友よ、元気か、仕事は順調か」
と一方的に声をかけたのだ。かと思ったら、
「俺はちと急ぐんで、達者でな」
と言い出し、警官のほうも「そうか、達者でな」と双方笑顔で分かれるというエピソードがあるほど。
困ったときや、値下げして欲しいときなど、do'stimと呼びかけてみると効果てきめん...?


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