2014年2月12日水曜日

タシケントから荷物を送る、の巻

私の留学期間が、間もなく終わろうとしている。
思えば2013年3月12日にウズベキスタンにやって来てから、もう少しで1年。

ウズに来た当初は、本や衣類等々、そこまで荷物は多くなかった。
ところが、1年も経つと案外荷物も増えるもので...
とりわけ着もしない夏服が思いのほか嵩張ってしまったので、別送することにした。

こちらが舞台となる「中央郵便局」

恥ずかしながら、ウズで葉書・便箋以外のものを送るのはこれが初めて。
葉書などを送るだけでも、眉間に皺を寄せて、不機嫌そうな郵便局の窓口のおばさんには常にビクビクしていたというのに...
今度はそれよりも手間がかかる荷物を送るというのだから、タダではすまないに違いない。


不安で仕方がなかったので、かつて留学された先輩方に郵送の手順を聞いてみた。
彼ら曰く、「荷物は麻袋にぶち込まれ、蝋で封をされる」のだとか。
ちなみに、多くの人が郵便局で何らかのややこしい問題に巻き込まれ、大体送るのに3時間ほどかかっているらしい。


以下、歴代の先輩方から頂いたポイント。

・「ズボン」「くつした」のように細かく分類する。
・分類したものは、それぞれビニール袋などに詰めて分けておく。
 (封をする際に蝋を使うので、洋服に染みないようにするため)
・送るものはあらかじめロシア語でリスト化しておく。個数も書いておく。
・刺繍のもの(ウズ土産など)は送れない。
・手紙などは「信書」にあたるので、衣類などとは一緒に送れない。

持ち物
・送る荷物
・度胸
・ロシア語辞書
・パスポートとお金(1束程度)
・油性ペン (麻袋の上に直接送り主・受取人の住所と名前を記入するため)

ドキドキしながらも、まずは自宅で荷造り開始。

こんな具合に個別に分けていく

夏物の洋服や、小物などを綺麗に分類して袋に分けると結構な量になった。
大きめのボストンバッグにいっぱい。重さにして約8kgほど。
これらの個数と名称をロシア語で紙にメモをしておき、いざ郵便局へ。


まず、中央郵便局、入って突き当たりの「8番」窓口へ。
幸いこの日は大雪で、人は少なく。
並ぶことなく、窓口で「これを送りたいのですが...」とウズベク語で言ったところ、「アァッ?!」と大声で聞き返さて泣きそうになった。

ここでひるんではならぬ! ここでひるんではならぬ!

私は自分の心に言い聞かせて、もう一度、今度はロシア語で聞いてみた。
仕切りなおして、「これを日本に送りたいのですが...」と今度はロシア語で。
すると、送るものの確認などをされた。
どうやら局員のおばさんはロシア人だったようで、ウズベク語は解さないらしかった。


ここで、個別に分けていったのと、ロシア語でリストアップしていったのが功を奏す。
「これはタオル3枚、スカート4枚、ジャケット2着...」
のように、袋ごと説明をしながら渡すと、局員は特に厳しいチェックをすることなく、麻袋に袋ごと突っ込んでいくではないか!
あれよあれよという間に、我が荷物はこんな具合で麻袋に綺麗に収まったのだった。

いかにも「小包らしい小包」に変貌

そして、CN23の税関申告書などなど、3枚の小さな書類を渡された。
内容はすべてロシア語とフランス語。
送るものをロシア語で書き出し、送り主・受取人の名前や住所、商用ではない旨などを書き入れていく。
更に、ギュウギュウに詰められた麻袋にも、送り主・受取人の情報を油性ペンで書き入れる。


ここまでに35分。
思いのほか、3枚の書類が細かい上に内容がよくわからなかったので(ロシア語が)、時間が少々かかってしまった。
だが、3時間以上かかると言われていたのに、ここまでで35分なら上出来だ。


すべてを記入して窓口に持っていくと、「SALにする? 航空便にする?」と聞かれた。
何となく航空便のほうが信頼できそうなので、航空便にすることに。
局員が少しの間書類を記入していたので、何となく聞いてみた。


「航空便だと、大体どれくらいで日本に届く?」
「そうね、早くて2週間。遅ければ... まあ、神のみぞ知る、かしら」


何はともあれ、そんな会話が済むと、残すところは会計のみ。
合計89,000スム (麻袋代含む)
会計が済むと、あっさりと「これで終わりよ」と言われたのだった。


郵便局に入ってから、会計が済むまで45分。
人が少なかったのも幸いだったのだろう。思いのほかあっさりと済んで、拍子抜けしたのであった。


後日談。
結局2月4日に送った8kg麻袋は、8日後の2月12日に故郷・茨城に届いたのであった。
奇跡としか思えない速さ。

やればできるじゃん、ウズベキスタン!


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