2014年2月28日金曜日

ウズベキスタンでの生活が、間もなく終わる。

帰国まであと2日。

今日はついに世界経済外交大学に登校する最後の日だった。授業は火曜日に全て終えたが、今日は「成績証明書」を受け取りに行く、とても大切な日。
そして、お世話になった先生方や職員さんの一人ひとりに挨拶をする、最後の機会だった。この一年で、いちばん握手とハグをした日だったと思う。あっけなく始まった留学生活は、あっけなく終わりを迎えた。

今日も結局、最後の最後まで、来月の日本語弁論大会に出場する学生の原稿のチェックをしていた。私は残念ながら弁論は聴きに行けないが、うまくいくことばかり願ってやまない。(まるで母親の心境だ)

世界経済外交大学への最終登校日。成績証明書とともに。
もう留学期間中にこの大学の門をくぐることはない。ああ・・・


思えばこの一年、大学では本当に色々なことがあったな。
挨拶さえままならなかったあの頃。どうやってコミュニケーション取ったんだっけ。そんな青い頃もあった。苦労して習得した言語力や適応力は、私の財産であり武器となった。

留学生の私が「国語(ウズベク語)」の授業に出たり、ロシア語で日本国憲法について長々とプレゼンしたり。気付けば優秀学生賞を取ったり。はたまた、寮から引っ越したり、色々な書類が中々出なくて、ハキマ先生が国際課まで怒鳴り込みにいってくれたり。なぜか「ドイツ語の日」に、ドイツ語で歌を歌うことになったり。
ウズベク語の授業のあとには、ソラ先生とお茶を飲んで数時間話し込むのがとても大好きだった。大学の学食のサムサは絶品で、タシケントで学食を超えるサムサとは巡り会えないと本気で思っている。

ウズベク語の先生たちと。

ウズベク語の最後の授業の日に撮影。私は一般学生の「国語」の授業に混ざって受講したので、特別な試験があるわけでも、何か催しをするでもなく。思えば1年前、私は本当に「こんにちは、元気ですか」という、教科書の一番最初のページにあるようなウズベク語さえよく知らなかった。それが、まさか一般学生の国語に参加するレベルになるとは、当時の私も先生も全く予想だにせず。情熱を持って教えてくださった先生方のおかげだ。


嗚呼、ウズでの学生生活が終わってしまった。
もう二度と戻らない楽しい生活が、ついに過ぎ去ってしまった。まだまだ終わった実感はないが、証明書の類を見ると「終わったのか...」と表面上は思えてきた。とても不思議な感じだ。また来週も何食わぬ顔で大学に行ってしまいそう。


いろいろあったな、この一年。
まだまだ言葉にはならない気持ちでいっぱいだが、少しずつまとめていきたいと思う。ともあれ、今は「来てよかった」の一言だけははっきり言える。


留学を決断したかつての自分、後押ししてくださった先輩や先生、あたかも近所に行く感覚で送り出してくれた両親。一年前の私自身と私の周囲の人々に、本当に感謝している。
外交大学の学友と先生に今後とも、栄光あれ。

お世話になった日本語の先生たちと。

特に、ウズに来た当初はウズベク語もロシア語も怪しかった私を、一番助けてくれたのは写真の左側、ハキマ先生だった。母国語で通じ合えることのありがたいことと言ったら。
それだけでなく、各種書類を用意するのも彼女がいつも親身になって助けてくれた。本当に心強い味方だった。
後々には先生方のアシスタントとして日本語を学ぶ学生たちと触れ合うこともあり、色々と気付かされることが多かった。言語習得の難しさを全身で知った。


思えば、この地で過ごした12ヶ月は数々の出会いの連続だった。
出会いに支えられた12ヶ月だったとも言うべきか。自分の今後の人生を大きく変えた出会い、今後もう二度と会うことのないだろう旅先での出会い ― 出会った人すべてについて書くと、1冊の立派な本になりそうなくらいだ。

出会いがなければ私は今こうして「充実の生活だった」と言い切ることはないだろうし、あらゆる目標を達成することもなかっただろう。この1年間、たくさんの人と出会い、語り合い、色々な視点からあらゆる物事を見つめることもあった。そうして得るものは多かった。ウズベキスタンにいたからこそ出会えた素敵な人たちも多く、極論を言えば彼らと出会うためにここに来たのかも、とも今思う。

素晴らしい出会いと素敵な友人に満ち溢れた、355日間のウズベキスタン生活も間も無く終わろうとしている。明日、私は時には本当に帰ってしまおうと思い、でも今は帰りたくないと切実に思う日本に帰る。

ベタな言い方しかできないが、私のウズベキスタン生活に大きな彩りと意味を与えてくれた、全ての出会いに感謝したい。そして、この地での生活を決意し、最後には自信を持ってウズベキスタンを離れようとする私自身にも感謝したい。



この12ヶ月は、何物にも代えられない、
我が人生の中でも光り輝く12ヶ月であったよ。


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