2014年7月13日日曜日

ウズベキスタンの大学学生寮での生活

留学ブログと銘打っておきながら、
留学生活の主な舞台の一つとなる学生寮を取り上げていないことに気がついた。
帰国から数ヶ月が経ったので、自分の部屋の写真を公開しつつ、大学寮での生活を語ろうと思う。

私自身は、タシケントに到着してから寮生活をしたのは実際は3ヶ月程度だったが、かなり色々な思い出がある。それほどに寮生活は印象的なものだ。
ちなみに、入居した当初は隣の部屋がインド人の研究者で、短期で来ていた人だった。
よく大変美味しい本場のカレーをいただいたのが思い出深い。

わたしが留学した「世界経済外交大学」の入り口の門
警察が常駐しており、顔なじみ以外は身分証の提示が求められる


さっそく私が暮らした部屋をできる範囲で紹介しよう。
まず、私の部屋は6帖ほどの広さで、外国人留学生だからか個室だった。

部屋のドアを開くと、左右に同じような部屋が1部屋ずつ。(以下間取り図参照)
玄関を共有した隣の部屋は空き部屋だったので、実質的には2部屋使えたのだが掃除が面倒なので、片方の部屋しか使っていなかった。
ちなみに、家賃は無料である。

私が入居していた寮の間取り図


寮の建物自体は6階建てで、かなりの数の学生が暮らしている。
1階の入り口には寮母さんが常駐しており、学生以外は立入りに許可が必要。
ちなみに門限は23時である。それ以降になると入ることができないので注意が必要だ。(他大学の寮は22時のところが多いようだ)


寮の半地下となっている場所には床屋や小さな売店もある。
また、学生の自治があるのかないのか、個人的にコピーなどの小さなビジネスを請け負っている学生もいる。こうした情報は寮に暮らしていれば容易に得ることができるだろう。


ちなみに、「ウズベキスタン生活事件簿」(2014年3月23日) でも触れたとおり、私はなぜか男子寮に入寮させられることとなった。
そのため、単身入居という措置がとられたのかもしれない。
当然、隣近所の部屋に住まう学生はすべて男性のため、必然的に友人は男子学生が多くなった。


また、台所は各階に1つあり、共有である。
こちらは男子寮ということか、衛生的にはかなりひどい状況のため、私自身はここで調理することはなかった。(タラカンなどの虫たちとお友達になれる....)

ただし、ウズベキスタンでは「個食」は文化的に受け入れられないのか、基本的にご飯は誰かと一緒に食べるのが通常のようだ。
隣近所の部屋の学生とよくプロフを一緒に食べたのはいい思い出である。


男子学生たちは上に示したような間取りの部屋に、大体4人くらいが共に生活している。
学年は同じで、出身地はバラバラのようだ。
だが、その中に誰かしら必ずプロフ作りの上手な人がおり、かなり美味しいプロフを常時振る舞ってくれる。

男子学生たちの寮内での日々のプロフ会の様子。
若い男性陣はとりわけよく食べる。30分もすれば、写真中央部にあるノンもすべてなくなるほど。


部屋はそんなに綺麗ではないし、建て付けも良くない。
だが、ほかの大学では基本的にシャワーやトイレも各階で共有とのことなので、外交大学の学生寮はそのあたりは恵まれているのかもしれない。
また、毎朝掃除のおばさんが来てくれるので、ほこりが気になりはじめたら彼女たちに掃除を頼むこともできる。


特筆すべきは7月から8月までの夏休み期間中、寮が閉鎖されることであろう。
こちらは交渉次第でなんとか延ばすことはできたが、寮には人っ子一人いなくなる。
学生たちは、夏休みは帰省するのだ。
また、ウズベキスタンの夏は大変暑い。
私の部屋は6階にあり、コンクリ建てで日当りもよかったので、室温は60度を超えたこともある。クーラーはもちろんないし、扇風機の持ち込みも難しい。
夏場、寮に住むことはおすすめできない。


以下、思い切って当時の私が暮らした部屋を公開することにする。
若干机の上に物が多いのは目を瞑っていただければと思う。

共有出入り口をくぐると、自分の部屋へのドアがある。
玄関などはないので、靴などはドアの前に並べていた。
ちなみに写真の手前左側はシャワールームがある。

あまりこの写真からは伝わらないかもしれないが、調度品はどれも古い。
いずれの品も、だましだまし使うことになるだろう。
水やお湯も予告なしに止まるので注意が必要だ。
赤茶色の水が出てくることも珍しくない。
私の部屋は6階にあったので、水圧も弱くて慣れないうちはかなり大変だった。


私の部屋の全景。
若干ものが多い。奥のベランダに通じるドアは建て付けが悪く、閉まったり閉まらなかったりする。


私の部屋の机の上。やはりものが多い。
だが、勉強する分には十分事足りる。

夏休み中の学生寮の廊下。廊下は結構綺麗だ。
だが、学生たちはみんな帰省中なので誰もいない。


ただ、日本人学生、とりわけ女子学生にとってはウズベキスタンの学生寮に暮らすのはかなりリスクが高いかもしれない。

というのも、私のように男子寮に振り分けられることも珍しいことではないため、その時点でリスキーである。私自身も、しつこい男子学生に付き纏われたり、毎朝部屋の前に花束を置かれたりと、かなり気持ち悪い体験もしたことがある。
さらに、ドアの建て付けも悪く、鍵穴も信じられないほどにゆるい。

また、今では笑い話となっているが、部屋に盗聴器があるかもしれない。
私の部屋には思いっきり設置されていた。(「ウズベキスタン生活事件簿」参照)


何かがあってからでは遅いので、極力大学の外でクヴァルチーラを借りたほうがいいと個人的には思う。
しかし、ウズベクの学生たちの暮らしを生で見られる機会もそうそうない。
1ヶ月程度なら良い経験になるだろう。


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